力石甲人

極限の技と美に挑む、国宝甲冑への挑戦
本物志向にこだわる甲冑作家

力石 甲人(ちからいし こうじん)

力石甲人
<作者の紹介>
初代鎧秀の次男として生まれる。初代及び現・鎧秀に師事し現在に至る。
平安後期~鎌倉期の国宝鎧を参考に製作にあたっています。
【作品について】
鎌倉時代、武将たちは戦勝祈願や報告をこめて手や具足の部分を除き甲冑を奉納しました。そうすることで武運長久・子孫繁栄を願ったのです。
現在、奈良県の春日大社や愛媛県・大山祇神社に実物が国宝又重要文化財として奉ってあります。
平安後期~鎌倉時代の国宝や重要文化財として指定を受けている鎧は、すべて色彩が鮮やかでとても美しく、当時の大将が祝い事の儀式用として使用していました。その意味からも「力石式国宝飾り」は初節句にふさわしい作品といえるでしょう。