作家紹介|力石甲人・鎧秀

美術甲冑の国際ブランド
世界に通用する技能を持つ美術甲冑作家

力石 甲人・鎧秀(ちからいし こうじん・がいしゅう)

力石鎧秀
<作者の紹介>
日本の伝統的節句人形の分野から今、世界に愛好される美術甲冑へと鎧秀作、鎧兜は評価されています。

【甲冑師・力石鎧秀よりお客様へ】
国宝・重要文化財として保存されている甲冑、本物志向を追求して作成にあたっていますが、鎧・兜の歴史で、平安時代後期から鎌倉時代にかけての大鎧が最高峰の造形と技術であると世界的に評価されています。世界の美術展に出展しても、日本の国宝甲冑は万邦無比(世界に類なし)と絶賛されております。
節句飾り、鎧・兜もただ国宝鎧を模写するのでなく、当時の技術を見極めたその業と現代の科学の長所をもって造形美豊かな作品を造らねばなりません。それはひとえに初節句を迎えられるお子様が、強くたくましく成長されます様にとの願いにほかなりません。そのお子様が家庭を築き自分の子供をもうけた時、鎧秀作 鎧・兜の仕事の確かさ、造形美の豊かさをもう一度鑑賞して戴き、祖父母や父母が生後初めて与えてくださった財産と再会して戴きたく存じます。その時鎧秀作製品は、いたむ事なく光輝いている自信がございます。
この様な気持ちで制作に取り組んでおりますので、是非他製品とお見比べの上、業(仕事)の違いをお確かめください。一生に一度のお買物ですから時間をかけて品物に納得してからお求め下さい。
紫裾濃大鎧


「平家物語」等に見られる、裾に向けて紫の繧繝を段々に濃くする威毛。
代表的な遺物としては東京都御岳神社蔵(重文)「紫裾濃大鎧」がある。
古来より高貴な色とされている紫を段々に濃く威すむずかしい仕事です。
鮮やかでありながら上品でとてもおしゃれな色合いです。